不動産を高く売ることが出来るか?
相場より若干高くても売れることがあります。
なぜか。
先ほども申し上げましたが、不動産は唯一無二のもの。
動かせないという特性があります。
それが強みにもなります。
極端に言うと隣地の方が買う場合があります。
「地続きは女房を質に入れてでも買え」と言います。それだけ価値が高いのです。
建物があれば子供や孫に住まわせるのもよし、
土地が増えれば、庭に使用したり、駐車スペースに使うのもよし、
将来、子供や孫にも残す資産としてもいい。
変形地が整形地になる。
入り口が狭かったのに広くなる。などもあります。
なにかと利用価値、資産価値が増大するのです。
隣地でなくとも、実家が近くにある。
ご主人の実家に近い。
同居するのは難しいけど、いわゆるスープの冷めない距離なら・・。
最近は特に奥さんの実家の近くで買うという方がとても多いです。
やさしいご主人が多くなったのと、小さなお子さんの面倒をみてもらうのに、
奥さんは、奥さんのご両親のほうが頼みやすいとおっしゃいます。
親の近くに住むことで、不動産を買う資金も、親からの援助が期待できます。
小学校の通学区の中で決めなくてはならないのでどうしてもそこがいい。
そのほか、
年取った親を呼び寄せたい。
職場が近い。病院が近い。
昔住んでいて馴染が深い。
今住んでいて離れがたい。
など地縁の強い方が買います。
そういうお客さん(買い手)は、多少高くても買う(買ってもらえる)ことがあります。
急ぎの売却でなければ、最初は査定金額よりも多少高めでも良い場合があります。
多少というのはどのくらいか? 1割程度のことが多いと思われますが、
さじ加減が難しいので、個別にご相談しながら決めます。
高すぎては売れないのは言うまでもありません。限度があります。
ですから、売り始めは特に近隣から買い手を見つけるのが上策です。
ポステイィングや単独チラシ(その物件1件だけ掲載したチラシ)をその不動産の近隣
3,000世帯~5,000世帯に打ちます。
但し、この高め設定でどのぐらいの確立で売れるか。いままでの経験から
15%ぐらいの確立だと思います。
ポスティングや単独チラシですぐ結果がでます。
特に地縁の強い買い手が見つからない場合は、さっさと切り替えて通常の査定金額に修
正して売っていくことをお薦めします。
高いままの設定でいると、通常の査定した金額程度なら買いたいのだがという良いお客
様(買い手)を逃してしまいます。
逃し続けていると、この物件は高いというイメージが定着してしまい、敬遠されてしまい、
近隣の同程度の物件を取り扱っている不動産業者に、自分の物件を売るための道具に
されたりしてしまうことがあります。
さらに進むと、「さらし物件」(物件情報としては多くの業者に知れ渡っているものの、
どの業者も相手にしない、いわば「さらしもの」となっている物件のこと。)になって
しまいます。
ぐずぐずしていてはいけません。
探しているお客様(買い手)は良く見ています。
「少し高いと思ったが、価格を下げたな。」
「やはり買い手がつかなかったんだな。」
「誰も買わなかったのはあわてて買うほどの物件じゃなかったんだな」
「あの時買わなくてよかった。」
「買い手がつかないのはなにか欠陥があるんじゃないかな」
「待てばもう少しさがるかな」
「買うときは強い価格交渉してやれ」
こうなると結局、査定金額より下回らなければ売れなかった
などということもよくあります。
さっさと切り替えましょう。
情報は新鮮さが命です。
見慣れた物件や一度検討して見送った物件は、なかなか再検討はしてもらえません。
結論的には、地縁の強そうな買い手を見つけられそうな物件のときは、
査定金額よりちょっぴり強気の価格でだして出す。
残念ながら地縁の強い買い手が見つからない場合は、
ぐずぐずせずに、すばやく査定金額程に修正する
というところでしょうか?

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