不動産屋さんはあなたの不動産を高く買い取るか?
さて、売ることは売るが、不動産屋さんに高く買い取ってもらえれば手っ取り早くて
いいなという方がいます。
不動産業者があなたの不動産を高く買い取るでしょうか?
不動産業者は、商売でやっている以上、買い取った後、
利益乗せて売らなければなりません。
資金を調達し、なにより売れなかった場合のリスクを自分で負わなければなりません。
土地価格、不動産価格が上昇しているときならいざ知らず、
じりじり価格がさがり気味の時代。
確実に早く売る見込みが必要です。
かつよほど利益が見込める(安く)でなければ買取りはできません。
通常普通に仲介で売りに出す金額の60%から70%の金額で
買い取ってもらえれば御の字でしょう。
なかには、買い取る約束で、いざ支払う段になると値切ったり、
なんらかの名目で手取り金額を少なくする業者もあると聞きます。
そもそも資金のたっぷり余っている業者(今はほとんどありません)でないかぎり
買い手をある程度見つけてからしか買取りません。
買い取る約束をしておいてから必死で買い手を見つけます。
買い手を見つけておいて、中間で儲けます。
買い手が見つからないと「やっぱりやめた。」と言います。
競売にかかることになって、急いで換金しなければならないときでさえ、やや安めの売
値でさっさと市場に出して買い手を捜すほうが上策だと思います。
一方、仲介(媒介)で売る場合、売買金額が売主のそのまま手元に入ります。
そこから仲介(媒介)手数料を支払うことになります。
法定手数料は、売買金額の3%+6万円に消費税になります。
(売買金額400万円以上の場合の法定手数料の簡易計算)
仮に20,000,000で売れた場合、693,000円です。
19,307,000円が手取りになります。
そこから売り渡しに要する諸費用
・契約書に貼付する印紙代15,000円
・抵当権がついていれば抹消費用45,000円程度
・名義人表示変更登記費用10,000円程度)
を差し引いても手取りは19,237,000円になります。
注)譲渡益が出た場合は譲渡所得税、住民税を納めなくてはなりません。
(買取りの場合も同様です。)
どちらが売り手にとっていいでしょうか?
エンドユーザーである買い手がそのまま使用できる、あるいは簡単な造成、
リフォームで使用できる住宅用地、中古住宅、中古マンション等の場合は、
よほどのことでない限り仲介(媒介)で売ることをお薦めします。
比較的大きな造成をして分譲地としなくてはならないような、
土地(田、畑、遊休地)などは、そのままではエンドユーザーに直接売れないので、
開発分譲を得意とし、ノウハウのある業者に買い取ってもらってください。
優良な業者さんも多くあります。

中部エース - 長野市の不動産、マンション、一戸建てトップへ -> 不動産売却・成功の鉄則 -> 不動産屋さんはあなたの不動産を高く買い取るか?




